『考えることを楽しもう！』

　学校や塾では、問題に対して「どうやったら答えを導けるのか」ということを重要視します。「てつがくの蔵」では、主に子どもたちを対象として、「そもそも問題は何なのか」「どうしてそれが問題なのか」などを考えることを楽しむ、いわゆる哲学対話をします。
　哲学対話と言っても専門的な難しいことを学ぶのではなく、当たり前で普段意識しないことやニュースで話題になっていることなどに対して、自分がどう考えているか、それはなぜか、といったことを参加者同士で話し合います。それにより、お互いの考えの違いを理解したり、人の話を聞いて自分の考えが変化したりすることで、自分の考えの本質、価値観などを自分で認識できるようになります。その結果、自分の目的を定め、進むべき道を自分で切り拓いていくことにつながると考えています。

　勉強で疲れた頭をほぐしたい人、普段から「これ、なんかおかしくない？」と思うことが多い人、自分の考えを話したい人、人の話を聞きたい人など、ぜひ参加してみてください。