個別指導塾の特徴

あけましておめでとうございます。昨年は新型コロナウイルスの影響で、学校にも大きな影響があり、子供の学習について心配されている方も多いと思います。

 冬休みが明け、塾を検討する方もいらっしゃるのではと思い、個別指導塾としての特徴をお知らせします。

 

できているところ、できていないところが分かる

ある子供がサッカーがうまくなりたいと思ったときに、「体育の授業での記憶やサッカーの教本を頼りに、一人で練習する」のと、「サッカーが得意な人や詳しい人に教えてもらいながら練習する」のと、どちらがよいでしょうか。多くの人が、「教わった方が上達しやすい」と思うのではないでしょうか。

勉強でも同じだと思います。それが苦手なことであれば、なおさらです。また、人に教わることの大きなメリットは、どこができていてどこができていないかのフィードバックが受けられることです。苦手なことを一人でひたすらやっていても、どうしてできないかが分からずストレスが溜まるばかりです。

「一人で考えながら練習する」のも確かに重要ですが、それがうまくできるのは、ほかのスポーツとかピアノとか、何か練習をして上達した経験がある人でなければ難しいのではないかと思います。

 

勉強できる環境がある

塾に来たら、当然勉強するしかありません。ゲームをやったり、漫画を読んだりすることはできません。しかし、家ではどうでしょうか。手元にスマホやゲーム機があり、いつでも動画サイトを見たり漫画を読んだりできるような環境で、勉強に集中できる子供がどれだけいるでしょうか。

大人でさえ、「毎日運動して、食べ過ぎないようにしよう」と思ってもなかなかできません。30分もあれば近所をジョギングできるし、仕事や家事の合間に筋トレをすることもできるはずです。でもほとんどの人ができません(しません)。スマホをいじったり、動画やテレビを見たりして過ごしてしまいます。「子供が家で勉強しない」と嘆く親は多いと思いますが、大人でもできないことを、子供がたやすくできるものでしょうか。

もちろん中には自分で勉強できる人もいますし、それが理想です。目標をもって家でしっかり勉強したり、勉強自体が楽しくてやっているという人もいるでしょう。そういった場合は、塾に通う必要はないと思います。よりレベルの高い内容を、と思うのであれば難関校向けのところに通うのもいいと思いますが、少なくとも当塾に通う必要はないと思います。

塾では勉強ができる環境があり、わからないことがあれば質問することができます。ジムに運動できる環境があって、トレーナーに質問できるのと同じです。とはいえ、週1回のジム以外はずっと寝ている状態では十分な運動とは言えないでしょう。勉強も、授業中何も考えずにノートだけ写して、週1回の塾のときだけ頭を使うというのではよくありません。普段から、頭を使いながら授業を受けましょう。

 

やりたくないことをやる

「勉強をやりたくないのに無理やりやらせる」という意味ではなく、勉強の内容についてです。感情として、問題を解いて〇をもらうのは気分がいいものですが、問題が解けないときや×をもらったときに気分がよくなる、というのはあまりないと思います。しかし、実際問題として、できないところやわからないところをやらないと、勉強としては効果的ではありません。つまり、やっていて気分がよくないことをやらないと、できないことができるようにはなりません。

計算問題は得意なのに文章問題ができない人が計算問題の学習量を2倍にしても、文章問題ができるようにはならないでしょうし、式は立てられるのに計算が遅かったり間違ってしまったりするのであれば、計算のやり方を確認したり、計算ドリルをやった方がいいでしょう。

で書いたように、人から教わることによって、「どこが苦手なのか」がわかるので、が効率よくできます。「できないことができるようになった」となれば、いい気持ちになる人が多いと思います。そのいい気持ちが「できないことに向き合うのが嫌だ」という気持ちを上回れば、自分から勉強をする動機づけになるのではと思います。

最後まで御覧いただき、ありがとうございました。

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